新居に引っ越すにあたり、キッチンカウンターの背面に置く食器棚(キッチンボード・カップボード)を購入することに。
私が選んだのはニトリのチェルシーというシリーズですが、購入から四年半ほど使い、とても気に入っているので購入からの現在までの感想を紹介したいと思います。
組み合わせて自分好みのキッチンボードを作ることができ、とっても満足しています。
ニトリのチェルシーを購入した理由
自由度が高く、その割に価格が安いということです!
チェルシーは値段もオンラインショップで細かく載っていてシミュレーションもできるので、事前にどの組み合わせにしたらいくらかかるのか、ばっちり分かります。
そしてお店では気軽に実物を見る事ができる!
自分で組み合わせできるキッチンボードではパモウナや綾野製作所が有名ですよね。
写真で見ていても素敵なものが多くありましたが、軽く調べただけでも予算オーバーすることは分かりましたので、始めから選択肢には入れずに…ニトリで購入することに決めました。
ニトリでは、お店で相談したり見積もりしてもらうらこともできますが、一人でじっくり見て考えられたのも良かったです。
私の選んだ組み合わせ
それでは、実際に私が選んだ組み合わせと価格について紹介します。
L字型で、下台が160cm、上台は120cmのもので、搬入・組み立て料金入れて合計198,000円でした。
買ってすぐに写真を撮っていなかったので、生活感が隠せていない点は目をつぶってください…!
チェルシーの購入価格※2024年追記
以下が料金の内訳になります。2020年2月に購入した時のものとなります。4年経ち値上げしていましたので現在の価格を調べてみました。
アイテム | サイズ | 購入時の金額 | 2024年の金額 |
---|---|---|---|
カウンター天板 | 幅160㎝・奥行45cm | 20,900円 | 23,000 |
オープン上台 | 幅120cm | 64,900円 | 75,000 |
スペース下台 | 幅60cm | 26,400円 | 33,300 |
引き出し下台 (プレミアム) | 幅60cm | 58,300円 | 58,000+? |
スライドテーブル下台 | 幅40cm | 25,300円 | 43,000 |
送料(組み立て設置込み) | – | 2,200円 | 4,400~5,500 |
合計 | – | 198,000円 | – |
引き出し下台はプレミアムのオプションを付けたのですが、公式サイトで見当たりませんでした。無くなったか店頭のみの対応かだと思います。
私が注文した時は配送料が土日で2,200円だったのですが、現在は平日4,400円、土日祝日は5,5000円となっているようです。だいぶ高くなった印象がありますが、それでも他社と比べると安いと思います!
この配送料には組み立て・設置の料金も含まれています
また、ニトリのアプリをインストールするとポイントが倍になり、このお買い物で3560円分付きました。(現在アプリでポイント2倍は終了してしまったようです)
チェルシーの注文方法
チェルシー購入方法ですが、オンラインから組み合わせを選んで注文することもできますが、店頭での購入がおすすめです。
店頭でないと付けられないオプションもあります。
↓この組み合わせ限定ですが楽天、Yahooでも購入できます。ポイント貯めたい場合はこちらでも!
チェルシーの納期は?
納期は全部標準のものでしたら7~10日ですが、オプションのものを選ぶと40日後になります。
年末年始などはプラス1週間程度かかる事もあるのでお店でご確認ください。
搬入日について
搬入日は購入時に決定しますが、土日祝を選ぶと送料がアップします。
私の場合平日でも受け取れたのですが、丁度最短の納品日可能日が土曜日で、少しでも早く欲しかったため土曜日を指定しました。
時間は指定できませんが、前日に「お伺い日時の連絡」というショートメッセージが来て大体の時間(2時間枠)が分かります。当日の朝にも何時ごろに行くと電話で連絡がありました。
搬入は男性三人(一人がリーダーで後の二人はお手伝いという感じ)がきましたが、ユニットごとに運んできて、その場で組み立てます。あっという間の完成でした。
チェルシーの良いところ・気に入っているところ
一年半程ニトリの組み合わせキッチンボード・チェルシーを実際に使ってみて気に入っているところ、使い心地や感想について書きたいと思います。
有名家具メーカーが作っている
ニトリの家具は安いけど品質は…?と心配になる方もいるかもしれません。
私も買う前は少し気になって評判や口コミなど調べたのですが、このチェルシーは高橋木工所というキッチンボードを作っているメーカーが作っていますし、品質については安心できると思いました。
また、保証は5年付いています。
高橋木工所のサイトに行けばいろいろな種類のキッチンボードを見ることができますので気になる方はチェックしてみてください。
高橋木工所 https://www.sunny-takahashi.com
組み合わせの自由度が高い
チェルシーを購入した決め手はやはり自由に組み合わせができることです。
下台、上台、カウンターを自由に組み合わせることができますが、我が家の様にカウンター160㎝幅に対して120㎝の上台をつけるL型タイプにもできます。
ニトリのリガーレシリーズとも悩んだのですが、リガーレは上台と下台の幅が同じにしか出来なかったのでチェルシーにしました。
どうしても壁のコンセント部分を開けるL型にしたかったので、カウンターと上台の幅が一緒でないとダメなものが多い中、この選択ができるのは嬉しいところでした。
L型にするには、上台つきのものと下台のみのカウンタータイプと2種類オーダーする、という方法もありますが、できる限り天板に隙間を作りたくなかったので、このような形になりました。
ぴったり指定するのは難しそうですが、壁にスイッチやコンセントがある場合はオプションで背板穴開け加工もできます。
奥行の幅が選べる
下台の奥行51㎝が標準で、オプションで45cmも選べます。(上台はどちらにしても同じ奥行)
調べてみると理想の通路幅は80~90㎝以上、100~120㎝あった方が良いという声もあるのですが、我が家は45cmのキッチンボードを置いて80cm弱なので狭い方です。
51㎝を置くと通路幅70cmちょっとになってしまい、すれちがったり引き出しを開けたりする時に不便かなと思い、とても悩んだのですが45㎝にしました。
45㎝の方は特注になるので、納期もかかるし価格もUPするし収納量も減るので出来たら51㎝を置きたかったのですが…
実際使ってみて、すれ違う時は横向いたり避けたりしなくてはなりませんが、それほど通りにくいと思う事もなく、食洗器から引き出しへの移し替えが近くて楽だなと思えるくらいの距離です。
今でも向かい側にある食洗機と食器棚の引き出しを全開にすると少しぶつかりますので、これ以上狭いと使い辛かったかなと思います。
あと、最近の電子レンジは大き目なので、大型のモデルを買う方は奥行51cmの方が良いかもしれません。
うちのレンジ(シャープのRE-WF261)は26Lでそれほど大型ではないと思いますが、扉のハンドルがはみ出ているので気になります。
※追記:最近レンジが壊れて買い換えたのですが、はみ出ない奥行きのものにしたら大分すっきりしました!レンジを買うときは、ハンドル・壁から離さなくてはいけない距離を含めた奥行をしっかり確認してくださいね!
引き出しをアップグレードできる
チェルシーの引き出しはオーストリアのブルム社製のブルモーションレールを採用していて、静かに閉まります(ユニットにより違いはあります)。
こちらは標準の引出しです。底の裏にレールが付いているのでしっかりしているし、横からの見た目もすっきりです。が、引き出しを全開できないのが残念なところです。
炊飯器置きの下の引き出しは、レールが横に付いているもので、静かに閉まるタイプではありませんが、フルオープンできるものでした。
また、オプションではありますが、「チェルシープレミアム」という一体型ボックスタイプの引き出しにアップグレードすることもできます。
引き出しの側面がスチール製になり、全開できるようになります。
良い食器棚は引き出しのレールが違うとか、引き出しが一番壊れやすいから良いものにした方が良いとか、色々なところで見聞きし、おそらく一番開け閉めして、食器など重たいものも入れる予定である4段の引き出しをプレミアムにすることにしました。
写真左側の引き出しが標準、右側がプレミアムです。全開にして比べてみました。
左側は重たいものを入れていないので強度的には問題ないのですが、プレミアムの方がフルオープンできる分やはり使いやすいです。
引き出しを閉じた状態では見た目に違いはありません。
耐久性などについては何年か使って追記できればと思います。
カウンターが97cmと高めのハイタイプ
チェルシーのカウンターの高さは、97cmとやや高めのハイカウンタータイプになります。
下台の引き出し部分の容量が多めになるし、レンジやトースターなどカウンター上の調理家電も使いやすく気に入っています。
ただ下の棚が高い分、上の棚も高くなる点は要注意です。私は身長160cm弱ですが、上の棚の一番下の段は届きますが、その上の段は取りにくくなってくるので、あまり使わないものを入れています。
この辺りは使う人の身長にもよると思いますので、お店で実際に確認した方が良いと思います。
ちなみに、ニトリのリガーレというシリーズでは、上台・下台ともにロータイプ、ハイタイプを組み合わせて作ることができます。
汚れ・傷がつきにくい
取っ手部分はアルミで、カウンター天板はキズ・汚れに強いEBコートハイグロス仕様、前板は艶ありのハイグロスシートにハードコート仕上げ(オプションで艶消しタイプも選べます)です。
四年半使いましたが、汚れや傷も付きにくく特に劣化は感じません。
手触りもつるつるスベスベで安っぽい感じもしないです。
特に天板がつるつるで美しいんです!全然傷もつかないし、さっと拭いたらピカピカ!
ですが、その分家電が滑りやすいという点も…
耐震マットなどで地震対策はした方が良いと思います。
チェルシーにぴったりのダストボックス
チェルシーの下台オプションでダストボックスもあります。
下台の引き出しに入れるタイプで20Lと26.5Lサイズのものがありますが、引き出しにゴミ箱入れたくないしサイズも合わないので、スペースタイプのものに入るものを別に買う事にしました。
私が買ったのは、山崎実業towerシリーズのものですが、サイズもぴったりでお気に入りです。
こちらは別記事にしていますので、よろしければ読んでみてください。
チェルシーとリガーレとの違いは?
チェルシーと同様に組み合わせ出来るリガーレというシリーズもあるのですが、こちらと悩まれる方も多いのではないでしょうか。
- チェルシーより安い
- 上台・下台の高さを選べる
- 標準で引き出しがフルオープンできる
- 上台にMOISSが付いている( チェルシーもモイス付きが選べるようになりました!)
- カウンター天板の奥行48cm(スリムタイプは39cm)
このあたりがチェルシーと比較してみてリガーレの方が良いと思ったところです。
でも、リガーレは上台と下台の幅が同じでなくてはならなかったのと、見た目のデザイン、特に上台のガラス部分がチェルシーの方が好みだったので、結局チェルシーにしました。
条件が合えばリガーレも良いと思うのでお店で比べてみてくださいね!
リガーレ https://www.nitori-net.jp/ec/feature/kitchenboard-combine/ligare/
チェルシーのキッチンカウンターで失敗・残念だった点
最後に、チェルシー購入で後悔している点などについて書きたいと思います。
一つ目は、炊飯器を入れるスライド式の棚をいれたのですが、ご飯を炊いている時に前に出しておくのが邪魔に感じ、結局炊飯器を棚の上に出してしまいました。
本来炊飯器を置く場所には調味料や食品が入っています。炊飯器を置かないならここは引き出しにすればよかったなと思います。
二つ目は、上置き(上台のさらに上に置く棚)も高すぎて届かないし使わないと思ってつけなかったのですが、やっぱり付けたらよかったかなということです。
あまり使わないものとか、子供に触られたくない物を入れておくのに良かったかなと思いまして。(後からでも付けられるみたいなので、そのうち付けるかも?)
どちらもチェルシーの不満と言うよりかは、自分の選択の失敗ですね…
最後に
オーダー品の為、後から付けたり変更したりするのは難しいので購入前にはよく考えて、後悔のないようにしたいものですね。
事前に入れるものを全部書き出して、置き場所・しまう場所を決めてから、組み合わせを選ぶのがおすすめです。
総合的には、自分仕様のキッチンボードは思い入れもあるし、とても使いやすいし、かなりのお気に入りとなりました!
大切に末永く使えたらいいと思います。
チェルシー https://www.nitori-net.jp/ec/feature/kitchenboard-combine/chelsea/