新しい家に引っ越すときに楽しみだったことのひとつがカーテン。
数あるデザインやカラーの中から自分が好きなものを選ぶって、とてもワクワクしますよね!
しかし新築戸建てにカーテンを取り付ける場合、いくらの費用がかかるのかとても気になりました。
我が家は4LDKの建売住宅なのですが、引き渡し時にカーテンレールやカーテンは付いていませんでした。
少しでも節約したかったこともあり、業者にお願いはせずに自分たちで取り付けることにしました。
このブログでは、カーテンの費用、選び方、安く済ませるコツについて詳しくご紹介します。
自分で取り付けることで得た経験やアイデアが、皆さまのお役立てれば嬉しいです。
新築一戸建て(4LDK)カーテンの予算・相場
始めは業者に頼もうと思って、カーテンの予算や相場など調べてみたのですが、4LDKの戸建て、10窓で30万円とか50万円とか書いてあるのを目にし、今まで既製品の安いカーテンしか買ったこと無かった私は衝撃を受けました。
我が家でカーテンを付けたい窓は掃き出し窓が5か所、スリット窓が2か所の合計7窓、特に大きな窓もないので、30万円もかからないとは思いますが、安く見積もっても10万から15万くらいはかかりそうです。
そこで、自分で着ける場合と業者にお願いする場合のメリット・デメリットを考えてみました。
業者に頼むメリット・デメリット
- プロが採寸してくれるので窓ぴったりに合うものを取り付けてくれる
- 仕上がりがきれい
- 相談できたりアドバイスを貰える
- 同じ業者でレールからカーテンまで選ぶことになる
- 費用がかかる(出張費など)
- 採寸の立ち合いや、やりとりが面倒
- 採寸したり、取り付けたりする時間を節約できる
自力でカーテンを取り付ける場合のメリット・デメリット
- 安く済む
- 時間・手間がかかる
- 工具を用意しなくてはならない
- 色々なお店を比較して好きなレール・カーテンを選べる
- 取付位置に注意が必要(下地の有無、エアコンやドアなどと干渉しないか等)
- 失敗するかもしれない
壁に穴をあけて取り付けるので慎重に行う必要がありますが、夫が家具の組み立てやDIYなど嫌いではないのと、少しでも節約したかった為、自分たちで取り付けることにしました。
自分でカーテンとカーテンレールを取り付けるのにかかった費用
それでは、実際にかかった費用の紹介です。
掃き出し窓が5箇所、縦長のスリット窓2か所に付けました。
他にも小窓やスリット窓はありますが、摺りガラスで外から見えないこともあり、必要になったら付けようということで、まだ付けていません。
- ドレープカーテン 5窓分、8枚 28,504円
- レースカーテン 5窓分、6枚 25,616円
- スリット窓用のシェードカーテン 2枚 4,356円
- カーテンレール 5窓分 26,970円
- 突っ張り棒 2本 220円
カーテンの金額が58,476円、カーテンレールが27,190円で、合計85,666円でした!
持っていない場合は、電動ドライバー、下地探し、脚立なども必要になります。
購入したカーテンとカーテンレール
私が購入したカーテンを紹介します。
全て楽天で買いました。写真から買ったお店にリンクしています。
スーパーセールなどの買い周りの時を狙って注文したので、クーポンが出ていたり、ポイントも沢山たくさんついて、お得に買えたと思います。
価格ですが、私が買った当時のもので、セールになっていたり、クーポンを使用したものもあるので現在と価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
丈を1cm単位でオーダーできたり、サイズを細かく指定できる物もたくさんあるのでピッタリのものを注文することができました。
実物を見ないで買うのは少し勇気がいりますが、サンプルを取り寄せできるお店が殆どでしたので、色々取り寄せてみると良いと思います。
続いてカーテンレールですが、こちらもすべて楽天です。(突っ張り棒は100均です)
2種類 | 写真 | サイズ | 本数 | 金額 | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|---|
カーテンレール(ダブル) | 1.82mを1.4mにレールカット | 2 | 7,260 | レールカット無料でお得でした | |
カーテンレール(ダブル) トップカバー付き | 1.82m | 3 | 19,710 | トップカバー付きはおすすめです! | |
突っ張り棒 | – | 25~40cm | 2 | 220 | セリアにて購入 |
カーテンレールもカットしてくれるお店で頼んだので、中途半端なサイズの窓にもピッタリでした。
リビングや寝室はトップカバー付きのものにしました。少し価格はあがりますが、さっと拭くことができてお薦めです!
カーテンを安くするポイント
自分でカーテンを購入・取り付けしてみて、費用を抑える為にできることを考えてみました。
1. 既製品のサイズに合わせる
これが一番の節約になります!
カーテンのサイズには既製品サイズというものがあり、同じカーテンでも既製品サイズのものとオーダーサイズのもので全然値段が違います!
カーテンレールも既製品のものが合わないとカットをお願いしたり、伸縮式のものから選ばなくてはならなかったりします。
窓のサイズにもよって無理な場合もありますが、カーテンレールの位置を既製品のサイズがちょうど良くなるように取り付けられたら安く済みます。
掃き出し窓用のカーテンレールは182cmや200cm、カーテンは幅が100cm、丈が178cmや200cmのものが多いです。
お店によって丈が210cmや215cmも既製品サイズとしてあったりしますが、178cmか200cmにすれば選択肢がと~っても広がると思います。
我が家の掃き出し窓は、カーテンレールは既製品サイズの1.82m(カーテンは100㎝のものが2枚)がちょうどよかったのですが、高さは少し高めにつけたかったこともあり、丈は1㎝単位でオーダーできるものから選びました。
2. 片開きにする
100㎝以上だと継ぎ目が入ってしまうことも多いのですが、片開き1枚にすると2枚買うより安く済むことがあるので、不便でない場所には片開きカーテンも考えてみると良いと思います。
家では2階の子供部屋に幅が狭い掃き出し窓があり、幅150㎝のカーテンを1枚付けました。子供が部屋を使うようになるまで出入りもしないし不便はないですが、使うようになって不満が出たら買い替えるかもしれません。
また1階リビングの掃き出し窓もレースカーテンだけ片開にしました。何センチでも継ぎ目なしのレースカーテンを買いましたが真ん中の隙間も開かずに綺麗ですよ!
3. 1階リビングはこだわり、2階は適当に安いものを
全部の窓にこだわりのカーテンを付けていたら予算は上がっていくばかり。
リビングのレースカーテンは一番目に入る所で、ずっと閉めてめているので、他と比べてちょっといいものをつけました。(ドレープカーテンより高い…)
1階は夕方シャッターを閉めてしまうので、ドレープカーテンはもしかしたらいらなかったかも笑
ドレープカーテンがなければ、カーテンレールもシングルで安いものにできたし、もっとコストカットできましたね。
昼間まぶしい時などたまに閉めることもあるので、付けなかったらあった方が良かったと思っていたかもしれませんが。
2階は夜寝る時以外ほとんど行かないこともあり、レースカーテンは既製品(しかも福袋!)の安いものにしました。
ちょっと丈が足りないので、いつか余裕ができたときに買い替えたいと思いますが、そこまで気にならないので結局そのままになりそうです笑
失敗しないためのポイント
自分で付けてみて、できるだけ失敗しないために気を付けた方が良いと思うポイントをいくつか紹介します。
下地の位置をしっかり確認する
カーテンレールやカーテンは結構重さがあります。下地がない部分に取り付けてしまうとカーテンレールがグラグラしたり、落ちてきたりと危険ですので、柱や下地がある部分に取り付けることが重要です。
ハウスメーカーの方にカーテンレール用の下地の位置は大体教えてもらえると思いますが、下地探しはあった方が確実です。
安い物なら2000円くらいで買えるし、カーテンレール以外にもやフックや突っ張り棒を取り付ける時にも使えますよ。
時間をかけて少しずつ
取り付け位置やサイズを失敗しない為には、一度にやらずに少しずつ進める事をおすすめします!
先にレールを付けて、位置が決まってからカーテンの採寸をした方が失敗しないと思います。
実際レールをつける時に少しずれてしまったり、もう少しこっちにした方が…などあるかもしれないので。
新しいカーテンが届くまでの間は古いカーテンを付けていたので、旧居のカーテンは捨てずに取っておいた方が良いかもしれません。
カーテンレールとカーテンを自分で付けてみて
そろそろ引っ越してきて1年になりますが、カーテンレールとカーテンに関しては不満もなく過ごしています。
仕上がりはプロの方が見たら何か変なところがあるかもしれませんが、素人目には特に問題もなくとても満足しています。
何より好みのレールとカーテンを付けることができて、手間と時間はかかりましたが、予算も10万円以内に収まったのが最高でした!