小学3年生の息子が、ついに歯科矯正を始めることになりました!
息子は乳歯の癒合歯(歯が2つくっついている状態)があって、「大人の歯が1本生えてこないかもしれない」と言われたこともありました。
幸い前歯は全部生えてきたものの、スペースが少なくて、下の歯が1本後ろから生えてきている状態です。
定期的に通っている歯医者さんで矯正相談ができると聞き、まずは無料相談へ。
話を聞いてみて、矯正治療をスタートすることになりました。
まだ検査をした段階ですが、これから治療の様子や気づいたことを、親目線にはなりますが記録していこうと思います。
歯並びが気になり始めたきっかけ
私自身、歯並びがあまりよくなくて、大人になってから矯正治療を受けました。
歯並びって遺伝するらしいですし、将来子どもも矯正が必要になるかもしれないな、と赤ちゃんの頃からなんとなく考えていました。
息子の場合、永久歯が後ろの方から生えてきていたので、相談する前から矯正が必要だろうな、と思っていたんです。
私が子どもの頃は歯磨きが適当で虫歯も多く、大人になって矯正をしましたが、少し隙間(ブラックトライアングル)が残ってしまいました…。
なので、わが子には同じ思いをさせたくない、という気持ちが強くありまして。
夫は「別にやらなくてもいいんじゃない?」というタイプですが、息子は学校で友達に歯のことを指摘されたこともあり、少し気にしている様子。
本人もやってみたいと前向きだったので、矯正治療をスタートすることにしました。

最終的に夫も賛成してくれました
1回目:無料相談
まずは無料相談ということで、矯正の先生に口の中を見てもらい、レントゲン写真も撮りました。


レントゲンにはまだ埋まっている永久歯や親知らずもばっちり写っていて、全部の歯は生えてきそうとのことでした。
上の歯は今のところ直さなくても大丈夫そうですが、少しねじれがあるので、気になる場合はもう少し大きくなってから成人矯正で対応するそうです。
今できるのは下の歯の治療で、寝るときに装置を付けることになりそうです。
この日は、治療の大まかな流れや費用についても説明を受けました。
開始する場合は、改めて連絡する形になりました。
2回目:検査の日に起きたこと
治療を始めることを決めて、まずは検査の日。
この日は歯の型取りがありましたが、思いがけないハードルにぶつかりました…。
息子だけ診察室に入り、私は待合室で待つことになりましたが、しばらくして先生が出てきて呼ばれました。
息子は嘔吐反射がとても強く、型取りの器具を口に入れた瞬間、オエっと吐きそうになったそうです。
先生からも「今まで見た中でもかなり苦しそうなタイプ」と言われ、仕切り直しを提案されました。


何度か装置を入れて練習だけして、その日は無理せず中止に。
練習では心の準備ができていたのか、先ほどよりは大丈夫そうとのこと。
次回は食事から3時間以上空けて挑むことになりました。
私自身は何度も歯科での型取りを経験していますが、こんなに大変だとは思っていませんでした。
嘔吐反射が矯正治療に影響するなんて考えもしなかったのですが、調べてみると意外とよくあることのようです。
3回目:型取りに再チャレンジ
後日、再チャレンジの日。
朝食後は何も食べずに、お昼からの診察に挑みました。
この日は最初の検査は息子と先生だけで行い、型取りの時に呼ばれる予定だったのですが、呼ばれたときにはすでに全て終わっていました!
息子がお母さんは呼ばなくても大丈夫、と言って上手にできたそうで、びっくりしました。
思ったより苦しくなく、吐くこともなく安心。



「型取りのガムみたいなのがマズくて最悪だった」が本人の感想です
今回は、万が一吐いても対応できるように着替えなども準備して行きましたが、使うことなく、息子も辛くならずに済んで良かったです。
たぶん息子も心の準備ができていたことと、先生も嘔吐反射が強いことを考慮して対応してくださったことが良かったのかなと思います。
型取り以外にも、顔や口の中の写真も撮ったそうです。
私は待合室にいたので詳しい内容はわかりませんが、口の中に鏡を入れたり、口を広げて写真を撮ったとのこと。
そのほか、普通の顔や笑った顔の写真も撮ったそうです。
次回はまた1か月後。



まだ検査だけですが、無事に終わって本当に良かった!
費用について
相談と検査では無料でした。
次回に検査・診断料として33000円支払い、その後の治療費について詳しく説明を聞く予定です。
約40万円と調整料が毎回5500円がかかります。
金額については地域差もあるし医療機関によって異なりますので参考程度にしてください。



私が住んでる地域では大体このくらいの金額のところが多そう!
まとめ:無事始められそうでよかった
今回の治療を始めるにあたって思ったのは、矯正って親の気持ちだけじゃなくて、子どもの体質や個性にも大きく左右されるんだな、ということ。
親がいくらやらせたいと思っても本人の気持ち(やる気)がどのくらいあるかも大切だし、体質によって感じる辛さや苦労も違うということが分かりました。
思い通りにスムーズにはいかないことも出て来ると思いますが、私もサポートできるところは頑張り、親子で少しずつ進んでいきたいと思いました。
次回は1か月後ですが、いよいよ装置を付けての治療がスタートする予定です。
寝ている時だけですがうまくいくのか心配ですが、どう変わっていくのかは楽しみです。